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| HOME | 2007.10.05 Fri桝添大臣はもっと巨悪に立ち向かえ
市町村の横領職員の告発問題について、桝添大臣のパフォーマンスが目立ってきた。当然、厳しい処分がなされるべきだが、あまりにも感情的な発言が目立ち、この人に大臣を任せてよいのかと不安になってくる。
小役人の犯罪に血眼になるよりも、もっと巨悪に立ち向かって欲しいものだ。
桝添大臣が過激な発言をすればするほど、大臣が小人に見えてくる。このような小役人の犯罪については、淡々と処理すればよいのに、わざと市町村を刺激するような発言ばかりをしている。言いたいのは分かるが、管理職中の管理職である厚生大臣は、もう少し発言内容に気を配るべきだと思う。
桝添大臣は小泉前首相のようなパフォーマンスで国民の気を引こうとしているのかもしれないが、もしそうならば、逆に国民を欺くことになりかねない。本当の悪いのは、甘い汁を吸いながら、巧妙に責任をとらない官僚であり、同じ穴の狢の族議員である。 あの何千億も無駄遣いしたグリーンピア問題はどうなのか? 誰か官僚が責任をとっただろうか? こう責められると、一方は法律に則って行い、もう一方は刑法犯なのだと言うに違いない。それはその通りだ。しかし、特殊法人の流用問題は、いわゆる”犯罪的な行為”だ。政治家と癒着し、地方に金をばらまき、自分たちの天下り先を確保した。その金は、国民がせっせと払った年金保険料から流用された。この責任が問われず、何で小役人のことばかりに一生懸命になるのか理解に苦しむ。小役人の処分は、ただ淡々と実施すればいいだけだ。 年金問題の根幹は、納付率が約半分にまで落ちた国民年金をどのようにするのか? 年金全体をどのように制度設計するかという大問題が残されている。そのあたりは、むにゃむにゃして、明確にせず、小役人のことばかりにむきになるようでは、大臣の資質が問われても仕方がない。国民は、小泉首相のようなパフォーマンスを桝添大臣に期待してはいない。それよりも、腐りきった政官界に切り込み、安心できる社会保障制度を構築して欲しいのだ。 それでも小役人の処分が気になって仕方ないのであれば、年金横領役人の処分だけにとどまらず、過去に遡って、日本中の役人に対する甘い処分をすべて見直すよう力を注いで欲しい。それくらいのやる気があるならば納得するが、現状のように少数の小役人を告発するだけならば、人気とりのパフォーマンスとしか思えない。 国は警察・県庁職員の裏金作りをなぜ告発しなかったのか? そうするように各省に働きかけるべきだ。犯罪の判断は司法に任せろと正論を言うならば、そこまでやるべきだろう。しかし、元県知事の増田大臣は、年金横領に対する厳しい処分が、県庁職員・警察の横領に対する処分の見直しへと波及することを恐れている。そこまでやると、自分自信や地方自治体を所轄する総務省に火の粉が降りかかってくる。 だから増田大臣は慎重な姿勢を崩さない。増田総務大臣が市町村の処分の善し悪しは住民の判断であると発言し、桝添大臣と一線を画した理由はその辺りにある。 要するにパフォーマンス好きの桝添大臣に協力するのはリスクが高いと判断したのだ。 桝添大臣もそろそろ腰を落ち着けて、野党に足下をすくわれるような発言は慎んで欲しい。そうしなければ、本当の争点が見えなくなってしまう。 大臣なのだから、もう少し大局的見地から物事の軽重を判断し、行動してもよいのではないか。
テーマ:舛添要一 - ジャンル:政治・経済 ≪公務員を民間と同様にリストラ可能に! | Home | 相撲部屋を解散せよ≫ Comment
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